いわみるtimes Vol.6 探偵社、ぽろり。

2022.09.29

地図のお話

こんにちは。「探偵社、ぶらり。」ディレクターの岡です。

みなさんは、街を歩いていて、ふと空き地に出くわした時、「あれ、ここは空き地になる前、何が建ってたかな?」と思ったことがありませんか?

人の記憶ほどあやふやなものはなく、2、3年前の街の様子すら、覚えていないことがあります。
番組制作の途中で、浜田や江津の昔の様子を探るのに、一番役に立つのは、何といっても、百聞は一見に如かず、
「写真」や「映像」といった目で確認できるものです。
今では、国民総カメラマンといってもよいほど、スマホで写真や動画を撮影する機会が多いですが、
20年前のものをお持ちの方は、少ないでしょう。
50年前、100年前と、年代が遡るほど目にするものが少なくなってきます。
では、写真や映像の次に役立つものはなにかといいますと、「地図」になります。

「地図」は、、江戸時代の古地図など、かなり昔の物まで保存されていて、当時を伺い知るのに、とても役立ちます。
図書館に行けば、昔の住宅地図も閲覧できます。
さらにインターネットを利用すれば、以前番組でも紹介した「Stroly」や、
現在の地図と90年前の地図を重ねたり並べて表示できるサイト
(地理情報システム「ひなたGIS」を使えば昭和戦前期の1/5万地形図の全国の地図が見られます)もあるので、
日がな一日地図を眺めて、タイムトラベル気分を味わえます。

興味のある方は、是非昔の地図を眺めてみることをお勧めします。意外な発見があるかも・・・。