紅葉と大木

2021.12.03

【投稿者】かずえさん

江戸時代、国文学者の藤井宗雄氏の生家の敷地内に、江戸から持ち帰った紅葉を植えたところ、

それが自然に広がり、現在のような姿になったと言われている、
浜田市鍋石町の紅葉を11月14日に見に行きました。


不馴れな土地のため、辿り着けるか不安でしたが、心配無用。
県道浜田美都線を浜田市街地より車で弥栄方面へ向かい、走ること20分、
鍋石トンネルを抜け、しばらくすると、右手に赤く染まった紅葉谷が。

車を降り、散策してみると一際目を引く見事な紅葉の木に遭遇しました。
この長い年月を生き抜いてきた大木を眺めながら、私たち人間も、刻まれた年輪が多くなればなるほど、美しい佇まいに、深みを加えていくものなのだなと感じました。